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家紋の歴史

特集

2023年02月17日(金)

日々、目まぐるしくいろいろなことが変化していく時代に生きている私たち。新しく変化していくことも大切ですが、古くから伝わる物も大事にしていきたいですよね。今回は兜に施していただける家紋の歴史や、種類をご紹介します。

時代によって異なる家紋の使われ方

家紋が作られたのは平安時代と言われています。当時の貴族社会では、家紋はその家の位を象徴するために使われていました。牛車に家紋を施し、位の低い方が道を譲っていたそうです。戦国時代には「旗印」(はたじるし)と呼ばれる軍旗に家紋が用いられていました。その家紋は、合戦の際に敵味方がすぐに判別できるよう、シンプルなデザインのものが多かったそうです。江戸時代になると、家紋の使用は庶民にまで広がりました。職人や庶民にとって、家紋は製品の品質を示す上で欠かせないものだったそうです。この頃には「紋上絵師(もんうわえし)」と言って、家紋専門のデザイナーが活躍していました。家紋の数が一気に増えたのも、この時代だったそうです。

家紋のモチーフと種類

 

家紋の種類は現在では2万5000以上と言われています。その種類は大きく分けて「動物」「植物」「自然」「建物・乗物」「器物・文様」の5つのモチーフがあります。亀や鶴など、現代でも縁起の良いイメージが浸透しているもの、月・山・雷などを描き、自然に敬意を表する信仰や豊作祈願を意味するものなど、さまざまな紋様があります。

今でも残る家紋

現代で家紋が使われているのは、お店の看板や暖簾、紋付袴、日本家屋の瓦、墓石など。街の中でも探してみれば意外と見つかる家紋ですが、自分の家の家紋を知っている人は少ないですよね。

兜に思いを込めて

家紋を入れることで、お子様に昔から伝わる日本の伝統文化を教えてあげられるかもしれませんね。世界に一つだけの特別な兜を、生まれてきてくれた子どもに、ありがとうの気持ちを込めて、心を込めてひとつひとつお作りします。

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