毎年出し入れする雛人形や兜。片づける際に傷つけてしまったり、小さなお子様がついうっかり壊してしまったなんてことも長年使い続けているとあると思います。
陶器は割れモノなので、割れてしまうと直らないことも多いのですが、ちょっとした破損の場合はご自身でもお直しいただくことができます。ここでは、よくある破損とそのお直し方法をご案内いたします。 愛着を持って大切にお使いいただいている皆様に、これからも永くいわいの節句人形と共に、節句を楽しんでいただけることを願って。



破損例とお直しの方法
01.小物がとれた場合

扇子やしゃく、着物飾り、兜の家紋など小さなパーツがとれてしまった場合のお直し方法です。お直しにご準備いただきたいのが、市販されている陶磁器対応のエポキシパテとマスキングテープです。
エポキシパテは粘土のように練って使う接着パテで、市販では2剤を混合するものなど様々な商品がありますが、陶磁器対応のものであれば大丈夫です。



ご家庭に良くある木工ボンドや瞬間接着剤などでは完全には接着できませんのでご注意ください。 まずはこのエポキシパテ適量をとって、柔らかくなるまで手で練ってください。



ある程度練ったら、パテを外れてしまった小物の裏につけてください。小物のはずれなどの場合は、はみ出ない程度のパテ量で大丈夫です。



パテを付けたら、小物を胴体に接着します。パテは硬化するまでに時間がかかりますので、付けたまま置いておくとずれ落ちる場合があります。そのため、柔らかなタオルなどのクッション材を人形の下に挟んで水平に寝かして置き、マスキングテープなどでパテが硬化するまで接着箇所を仮止めします。



このまましばらく置いておき、パテが完全に硬化すれば完成です。兜の家紋なども同様の方法で接着いただけます。



02.兜の角が欠けた場合

兜の角が折れてしまった場合もご自身で修理していただけます。先ほどと同様に、市販されている陶磁器対応のエポキシパテとカッター、紙やすりマスキングテープなどをご準備ください。




まずはエポキシパテ適量をとって、柔らかくなるまで手で練ってください。




ある程度練ったら、割れた角の一方の小口にまんべんなくパテを塗ってください。この場合、しっかりとはみ出すぐらいの量をご使用ください。ここでしっかりとパテを充填しておくことが重要です。はみ出た部分は後ほど修正します。




パテが塗れたら、割れ口を繋ぎ合わせます。まっすぐずれていないかを確認しながら付けてください。




パテが硬化するまでは、マスキングテープで仮止めして固定してください。(*パテの硬化時間は、使用するパテによって異なりますので商品の取り扱い説明書をご確認ください。)




パテがしっかりと硬化したら、余分な部分をカッターなどで削っていきます。ある程度削れたら、番数の細かなヤスリなどで凹凸がなくなるように研磨して周囲となじませていきます。



以上で接着作業は完了ですが、補修したパテの部分が目立つ場合は、アクリル絵の具やゴールドのマニュキアなどで周囲と馴染むように塗装すると、よりきれいな仕上がりになります。



03.首が折れた場合

雛人形の首が折れてしまった場合も補修することができます。他の場合と同様に、市販されている陶磁器対応のエポキシパテとマスキングテープをご準備ください。




まずはエポキシパテ適量をとって、柔らかくなるまで手で練ってください。




ある程度練ったら、折れた首の小口にまんべんなくパテを塗ってください。首の接着の場合は、はみ出たパテを削ることができませんので、はみ出ない程度にまんべんなく付けてください。また、パテの量が多いと首が長くなってしまい見栄えが変わってしまう場合がありますので、できるだけパテは薄く伸ばしておくこともポイントです。




パテが塗れたら、割れ口を繋ぎ合わせます。顔が胴体に対してまっすぐずれていないかを確認しながら付けてください。




パテが硬化するまでは、マスキングテープで仮止めして固定してください。(*パテの硬化時間は、使用するパテによって異なりますので商品の取り扱い説明書をご確認ください。)




このまましばらく置いておき、パテが完全に硬化すれば完成です。



04.付属備品が破損した場合

ぼんぼりや木台、敷物、屏風など陶器以外の付属品を破損してしまった場合は新品とお取替えとなります。(有料)




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